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掲載年月:2016/03

ひ と 言(会報巻頭文)

ナルクは安心な生活のお手伝いをします

副代表 梅田 壽雄

 早や、今年も桜の季節になり月日の経つのが早く感じるのは私だけでしょうか。3月は多くの企業や官庁の決算期になります。ナルク「天の川クラブ」も3月の年度末を控え決算並びに次年度事業計画の策定に入っています。
 少し早いですがこの一年を振り返ってみますと本年度の最大の課題は会員増強の取り組みでした。皆様の「声かけ」のお陰でこの一年間で20数名の増加が見込めます。
 しかし、残念ながら退会される方も多く、今一度、ナルクの基本的な活動である時間預託についてのご理解を深めていただき今後も末永く会員であってほしいと願っています。
 時間預託活動には、家事介助・支援、庭の手入れ、ハウスヘルパー、送迎、パソコン指導の5部門の活動があります。過去5年間の活動点数は年々減少の傾向にあり、2011年度(3,178点)に比べ2015年度(推定2,407点)は25%の減少となっています。
 一方、自分の預託点利用は2011年(761点)に比べ2015年(推定822点)は8%の増加になっています。 部門別には下表の通りです。
 これらから読み取れることは、家事介助と送迎の活動は、9割以上の方が預託点数のない会員の利用で、ハウスヘルパー、庭の手入れ、パソコン指導では半分以上の方が預託している点数を活用されています。これらの活動は高齢化に伴いお手伝いがほしい項目ばかりです。
 預託点数のない会員の皆様もお助けがほしい時は、気軽にナルクを活用して安心して豊かな日常生活をお送りいただきたいと念願しています。

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