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掲載年月:2016/01

ひ と 言(会報巻頭文)

新年を迎えるにあたり

代表 和田 亮吉

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水切り絵(和田喜代美会員作)
 会員の皆様、明けましておめでとうございます。
 今年の干支は申(さる)です。中国の「漢書(律暦志)」では、「申堅」として、草木が伸びきり果実が成熟して堅くなっていく状態を表すと解釈されています。
 NALC「天の川クラブ」も22年目を迎え一定の成熟期とも考えられますが、今後もボランティア団体として、一層活発に活動できるよう努力していかなければなりません。
 まず、地域貢献に取り組み活動の輪を広げましょう!
 ナルクは、会員相互助け合いをモットーに活動を行っていますが、NPO団体として会員内に留まらず、地域に根付いた活動を推進して行かなければなりません。そのために、地区会や会報等でお知らせしているように「地域包括ケア」の新制度に取り組んで行きます。
 新制度とは、介護保険制度改定に伴い、2017年の4月から各市町村の総合事業として生活支援等サービスが始まります。それに備え枚方市が、昨年の5月から「介護予防・日常生活支援総合事業の推進」のための意見交換会を重ね、次の段階の第1層協議体の会議に進みました。
 NALC「天の川クラブ」も社会貢献の一役を担う観点から、この会議に参加しています。具体的な支援の内容は、今年4月以降に発表される予定ですが、私達にどのような支援が出来るのか、事業内容を検討し体制整備を行っていきますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
 新会員を獲得し、活性化を図りましょう!現在の子育て支援活動は、障害のあるお子さんしか時間預託活動の対象にはなりません が、義務教育就学時以下の元気なお子さんにも支援の対象を広げられるよう、規定を見直し、これにより若い親御さんに入会をして頂き、組織の活性化を図ることが重要です。
 また、この3年間に157名が入会されましたが入会後誰からも「声かけ」がなく退会される方がおられるのが現状です。ナルク活動に早期に参加していただくためにも、一人ひとりに「声かけ」をして仲間を増やし、地区活動を活発にして種々の事柄に取り組んでいきたいと思っていますので、皆様のご協力をお願いいたします。
 今年1年、皆様にとって良き年でありますようお祈りいたします。

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