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掲載年月:2015/10

ひ と 言(会報巻頭文)

ナルク活動のさらなる前進を !!

副代表  梅田 壽雄

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執務中の筆者
 私がナルクに入会したのは平成20年の秋でした。入会直後から毎月「会報」が明るい元気な声とともに手配りで届けられました。ボランティア活動にあまり関心はありませんでしたが、手配りの方から「近所の会員さんの庭の手入れがあるので活動しませんか」とのお誘いがありました。その日は空いていましたので気軽に返事をしたものの全く未経験だったため、当日までは大変不安でしたが、二人の先輩のご指示に従い身丈ほどある草木や隣家に進出した桜の剪定に2時間ほど費やしましたが、キレイになった庭とスッキリした桜木を見上げ、自画自賛するとともに何か人のお役に立つことができた充実感と達成感を味わい、ボランテイアってこれなんだと思いました。
 その後「天の川クラブ」の会計・運営委員・副代表と身に余る任務を受け持ち四苦八苦の毎日が続いていますが、ナルクを通じてボランティア精神を教わり、人に役立つことの尊さを体験させていただいています。特に、庭の手入れで利用者さんから「ありがとう、きれいになったよ」「また来年もお願いします」との言葉に、自分に期待がかけられたような気になり疲れも吹っ飛び何かしら生きる喜びを感じられずにはいられません。
 ナルクのモットーは、「できることを」「できるときに」「できる方法で」ですが、自分流に「求められることを」「求められる時に」「求められる方法で」と置き換えて活動に励んでいます。ボランティアは受け身であっては出来ないと思います。自らが求めていってこそ達成感・充実感、そしてやりがい生き甲斐を享受できると信じています。一方、なかなか活動のきっかけを見いだせない方もおられると思いますが、ボランティア活動でも、文化・スポーツ部や同好会への参加等自ら求められて一歩ふみだしてはいかがでしょうか。きっと楽しい、素晴らしい出会いがあります。
 また、ナルクの活動がさらに活発になるためには会員増強が欠かせない要件です。6月に始まった会員増強キャンペーンは8月で終了予定でしたがさらに延期されました。会員の皆様一人ひとりがナルク会員で良かったと実感され、新会員の勧誘に努めていきたいものです。