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ひ と 言(会報巻頭文)

<掲載年月:2015/02>

「子育て支援は肩肘張らずに一歩ずつ、地域との結び付きから」
大規模研修会 無事終了、皆さんの支援に感謝!

副代表 植本 壽満枝

 2015年の正月は、いつもと異なり初雪の薄化粧となりましたが、「子育て支援者向け大規模研修会」を目前に控え、緊張感の伴う新しい年を迎えました。
2014年は「天の川クラブ」も設立20周年の記念式典・記念イベントが計画され、多忙を極めている最中に実施が決り、今まで経験のない研修会だけに、推進委員一同戸惑いを隠しきれませんでした。 その研修会も大寒直前の1月18日、天気にも恵まれ、ラポールひらかたの大研修室は満杯、無事終了しました。
 振り返れば、前年の殊のほか暑い7月に第1回子育て推進委員会が持たれ、開催までに6ヶ月弱の期間しかない・・・委員の胸の内は逼迫(ひっぱく)感に押しつぶされそうでした。 そんな中で、作業・工程の基本計画が決まり、一歩前進したかと思うと二歩下がる状態で、一番苦慮したのが講師の決定とチラシへの取り組みでした。 三転四転しながらもやっと決まりましたが、この間、多くのアイデア・試案を提供していただいた方々に大変なご苦労を掛けました。 
 今回の研修では、多方面から多くの力に支えられ、開催にこぎ着けることができ、これぞナルクのチーム力であり、ボランティアグループの底力であることを再認識しました。
 当日の基調講演では、山縣先生の人を引き込む不思議な話術で60分はあっという間に過ぎ、パネルディスカッションにも参加くださり、ご助言を得ながら、パネラーの皆さんの熱い思いと参加された皆さんの力で、パネルの進行も無事終えることができました。 皆さんのご支援とご協力に感謝!感謝!です。
 今回の研修会で、子育て支援は肩肘(かたひじ)張らずに一歩ずつ地域との結びつきの中で進め、支援の仕方にもいろいろなパターンがあることを痛感しました。

大研修会
会場いっぱいの参加者と基調講演中の山縣先生