全国から1,309名の会員が集まり、ナルク20周年記念行事が福島・仙台で5月25日から3日間盛大に開催されました。
初日の25日は、仙台方面13名と福島方面40名に分かれ飛行機と新幹線で移動。
仙台での活動は、仙台空港から約5時間かけて、慰霊碑巡礼と献花をし、市内を徒歩でアピールして、電力ホールで解散しました。
一方、福島では、浪江町笹谷東部仮設住宅で被災者支援として、ハンドマッサージ・話し相手・各戸へ絵手紙配り、また果樹園では現地指導員によるリンゴの摘果体験などを行いました。
講演会場では、ナルク札幌・市川・東神戸・大阪北・京都拠点が出席し、馬場 有(たもつ)浪江町長のお話の後、自治会長ほか現地の方々から福島の現在の復興の状況をお聞きし、その後全員で交流会を行いました。
26日は、仙台・電力ホールにおいて総会が行われ、高畑会長から「この東北の地でのナルクの新しい行動力を継続し、改革の諸課題にチャレンジしてその果実を手中にしよう」との力強い方針が発表されました。 その後、堀田 力氏の基調講演に続いて、宮城拠点と中標津拠点の事例発表とパネルディスカッションが行われました。
午後の交流会では、演歌歌手、高橋樺子さんの「がんばれ援歌」に合わせ「天の川クラブ」の一同が会場の通路で踊り、会場を盛り上げました。
27日の最終日は、仙台駅から参加者全員が被災地の視察を行いました。 被災地は少しずつ復興の兆しは見受けられましたが、まだまだ程遠い状況でした。
「天の川クラブ」として、今後も皆さまの協力を得ながら支援を続けていかなければならないと痛感しました。
最後に今回の行事に関し、会員皆さまのご理解とご協力に感謝いたします。

「天の川クラブ」参加者全員が集合した「仙台ビジネスホテル」にて(5月26日)
|