
<ナルク活動の「かなめ」 コーディネーターの養成講座
(3月開催)で熱心に学ぶ> |
4月、明るい日差しとともに新しい年度が始まりました。
ナルク設立20周年という記念すべき年に第200号となる4月号です。 会報は会の歴史を記録として残す大切なものです。 これまでたゆみなく作り続けてくれた会報担当の皆さまに心から感謝いたします。
この節目の年、今一度ナルク活動の基本に立ち戻ることを念頭において次の2点に力を注ぎたいと考えております。
その一つ、ナルク活動の柱は時間預託による会員相互扶助活動です。
本部の会報ナルク3月号、2014年度事業計画案をご覧になられたと思いますが、私は『学んで行動し、行動して反省し、また学ぶ』のフレーズに胸のもやもやも吹っ切れたような感覚を覚えました。
繰り返し読んだ本部の事業計画書のほとんどの項目は突き詰めると会員相互扶助活動に行き着きます。
この数年、「天の川クラブ」でも会員同士の時間預託の助け合いが減少しています。 シニア世代の会で需要が増すはずが、会員のSOSの声が届かないのはなぜでしょうか。
その打開策は地区会の充実です。 地区会は会員情報の宝庫です。 今、各地区からはそれぞれ工夫をして、肩肘張らないサロンや、親睦を目的にした散策など、活発な取り組みをしているとの報告が寄せられています。
地区会活動の中で得た生きた情報を、会員相互扶助活動につなげる⇒双方の助け合いの気持ちが心豊かな生活をもたらし⇒それが生きがいになる。 これがナルクです。
二つ目です。 介護保険制度は見直しの年になり、2015年度には改訂された新制度の施行となります。 今までの要支援1・2のサービス部分を私たちNPO団体やボランティアなどが担うことになるでしょう。
私たちは自分たちにできることをきちんと見極めた上で、提供者の技量のレベルアップを目的にしたシニア介護養成講座・コーディネーター養成講座・ミニ研修などを計画し受け入れ体制を万全にして地域貢献に備えなければなりません。
この二つを重点目標に盛り込んだ今年度の活動計画をただ今作成中です。
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