このたび代表に就任いたしました7地区の近藤秀子でございます。
「天の川クラブ」という大所帯はあまりに荷が重すぎて困惑しているというのが正直なところです。
2000年の入会から今まで夢中で走り続けてまいりました。 ちょっと立ち止まって足元を見詰め直すことを考えました。
ボランティア活動が楽しんでできているのか、生きがいにつながっているのかを私自身に、そして会員の皆さまにも問い掛けをしたい。 その上で小さな声も大切にして、内部の充実に努めることが、私がまずしなければならないことだと考えております。
この「天の川クラブ」を次の世代に襷(たすき)をつなぐという大切な役割を果たすため覚悟をもって努める所存です。 新体制の運営委員、スタッフの皆さん、そして会員の皆さんのご協力を得ながらこの重責を担ってまいりたいと思います。
NALCは自立・奉仕・助け合いの理念のもと、会員相互扶助の「時間預託制度」を柱に継続性のある無償ボランティアの会です。 どうぞナルク入会当時の原点を思い出していただきたい。
ボランティア活動を受け身ではなく自発的に求めて、能動的な活動になるようにしなければなりません。
誰もがナルクの会員でよかったと思えるような会運営を目指します。 その手立ての一つが地区会の充実です。
ナルクは会員相互扶助の会ですが、利用の依頼が少ないのが現状です。 「預託点はずっと先で使うものだと思っていました」という声を聞きました。 預託点はいつ使うのですか?
今でも使えるのです。 誰にも得手不得手があります。 苦手なこと、行き届かないことは遠慮せずに、今、頼めばいいのです。
このような利用者・提供者の小さな声を出せるのが地区会です。 地区会が活発になり、会員の声を出しやすくすればナルク本来の会員相互扶助活動につながります。
元気なナルクは地区会からです。 そして余った力を少し地域社会のためにお貸しください。
来年が改訂の年となる介護保険制度、内容が大きく変わることが予測されます。 私たちもできることを正しく認識して対応することが望まれます。 これらの考えのもとに運営に取り組みますが、会員の皆さまからの建設的な声をお待ちしています。