日本一暑い ! 枚方の夏~私たちにできることは? |
代表 汐川 昌典 |

<汐川代表> |
この夏は実に暑かった。 特に枚方市の暑さは並大抵じゃなく、最高気温が8月5日に37.5度で全国2番目、翌6日には38.2度まで上昇。名誉ある(?)日本一を記録しました。
これは初めてではなく、02年7月23日と28日にも、その日の全国最高気温を記録しています。
この暑さの原因は、大阪管区気象台によると、枚方市の位置と地形にあります。「真夏の太陽で暖められた大阪湾上空の大気と、ヒートアイランド現象で暖められた大阪市上空の大気が、海風によって淀川沿いに運ばれる。
それが生駒山系や枚方の丘陵地帯にぶっつかって、枚方の上空に『暖かい空気の吹き溜まり』が出来る。 それに太陽が照り続けてさらに暑くなる」とのこと。
もう一つ、「観測地点の変更で暑さが目立つようになった」との声もあります。 気象庁が管理上の問題から、山地に近い王仁公園にあった観測地点を93年、市中央部に移設しました。
それ以来、最高気温の平均値が0.5度ほど高くなったそうです。
道路の舗装化が進み、緑地や田畑が減少し、街なかでは夕立が降っても、保水能力の低下で大気の冷却効果が期待できないありさまです。
温暖化防止だ、環境保護だ、省エネだ、と言っても、国や市が全部やってくれるわけではありません。 私たち一人一人がそれこそ自分の「できる事を、できる時に、できる方法で」実践しなければと痛感します。
最後になりますが、皆さまにご報告とお礼をひと言述べさせていただきます。この4月より病気療養のため、上田副代表に代表代行をお願いして、活動から退いていました。
お陰さまで主治医より通常生活へ戻ることの許可が出ました。 運営委員会にも諮り、8月より代表に復帰したことをご報告致します。
これまでに数々の温かい励ましの言葉を頂いた皆さまに心よりお礼申し上げます。
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