この数年、私は数人の友とフランス、オーストリア、スイスなどを、アパートを一週間単位で借りて、そこを拠点に、旅先の市場へ通い、備え付けの台所で自炊をしながら四週間の旅をしてきました。
こんな風に旅を楽しむ人たちを沢山見受けました。
ヨーロッパでありながら、お国が違ったら、やはり英語が共通の言葉です。 年を取ると、外へ出掛けて言葉を交わすことが大切だそうです。 熟年同士で際限のないお喋しゃべりを続けるのはお口の周りの体操になり、若者と言葉を交わすのは若さをお裾分けしてもらえる一番の方法になるのでしょう。
英会話クラブの皆さんはよく海外旅行をなさっています。 中には自分の意志を正しく伝えられなくて、心ならずも、「Yes」なんて答えてしまった悔しさをかみしめながら英会話習熟に励んでおられるのではないでしょうか。
私はまさにその一人です。
アベノミクス効果の円安から、海外からの旅行客が増えて、外国の方と話す機会が格段に多くなりました。
昨年は奈良公園で女子留学生たちとの会話を楽しみ、東寺の弘法さんでは骨董品の売買の場面で外人さんと店主の価格交渉に聞き耳を立てて言葉のやりとりを楽しみました。
グローバル化の影響は小学生にも及び、今やネイティブの先生と会話を楽しんでいる子供さえもいます。
英会話を楽しみ、怖がらない体質に変わってきつつある彼ら、彼女らが世界で存分に活躍してくれますように願っています。
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