会員だより 戻  る 掲載日:2009/02/08

講話「老いの生き方」を聞いて
投稿者:高畑 奈津子(9地区)
  久し振りで富山に帰郷した折、臨済宗国泰寺の住職の講話、「老後を心豊かに生きるためにはどうしたらいいか」を聞く機会があり、友人とともに参加し、深く感銘を覚えた。
 古代インドの理想的な人生観に、人生を四つに分ける四住期という考えがあり、「学生期」 「家住期」 「林住期」 「遊行期」に分けられる。 中でも「林住期」 は、自然の中で人生を静かに見つめ直し人生を設計し直す時期だという。
 人生の最も重要な時期は、仕事を終えた定年からであり、人生の醍醐味の始まりである。 今まで身につけた技術やノウハウを地域社会に奉仕還元し、社会に何を提供していけるか前向きに考えてくださいとのこと。
 誰でも健康で長生きしたいという願望を持っているが、老病死は避けられない。 老いとは体が心を裏切るので、心を体に添わせるとよい。 死とは老いの先にある生の終わりでなく、常に生の足下にあり、生に質的な緊張をもたらすもので、人生を質的に味わうものであると締めくくられた。
 聞き終えた私は、目から鱗うろこが落ち、何ともさわやかな気持ちにさせられた。  そして住職の言われたことと、今私たちが行っているナルクの理念と同じでないかと一層うれしさがこみ上げ、このままの人生を進んでいいのだと確信を深めた。
 今回の講話でこれから生きて行く指標になり、やさしい気持ちにもさせてもらった。