2013/07 ~ 前月 ひと言(巻頭文)

掲載年月:2017/11

ひ と 言(会報巻頭文)

最愛の妻は認知症!

外山 努(6地区)

阪神大震災当時の被災地
 妻は50歳過ぎに若年性アルツハイマー型認知症を発症し、ナルク入会時は要介護2で歩けていましたが、現在要介護5です。今では流動食で秋のイベントの参加も難しい状況です。しかし泣き言はいえません。
 元気に私を励ましてくれます。妻が元気だから介護もできます。妻に化粧をするようになって10数年経ちました。辛い日も楽しい日も化粧をしてあげられる毎日が充実しています。
 お化粧講座や介護体験講演で各地を回り、大勢の方に認知症を理解していただくために体験してきたことをお話ししていますが、自分自身の励みにもなっています。
 テレビ、新聞などでも「介護と仕事の両立」や「男性介護者」の紹介をしてもらっています。最近ではサンプラザで「生きること」の講演、ラポールひらかたでも認知症について講演をしました。
 妻を殺めて自分も死のうと考えたこともありましたが、今は妻が元気でいる毎日が嬉しくて介護を楽しめています。元気でいてくれればいい、辛いことも妻の笑顔を見れば忘れることができ、介護に向き合っていけます。

いのちのかぞく
(愛する妻に感謝の意を込めて)
つながり それは愛の絆 誰も一人では生きていけない 一人じゃ生きられない 知らず知らずに助け合う
知らず知らずに支え合う 喜びに喜ぶ 悲しみに悲しむ 
あなたとぼく ぼくとあなた 離れていないよ 離れていない真ん中がつながっている 真ん中で一つになる
太陽地球そして君 宇宙のあったかいヒミツ 宇宙はみんな家族 いつか許せるから いつか愛せるから
いのちのかぞくのいのちの物語 今も昔もこれからも 妻と喋って喋って喋り疲れたい もう無理なのか
奇跡よおこれ 奇跡よおこれ 妻といる毎日が楽しいから 明るい未来に前進あるのみ

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